強制除霊師斎「因縁の家系」を読んだ感想とあらすじを紹介します。

 

瘴気の湧く部屋

瘴気の湧く部屋は澱んだ空気、汚い部屋に起こった霊障について書かれています。

汚い部屋は良くないものが住み着きます。

ですので、自宅を簡単に除霊したいなら毎日掃除と換気が良いそうです。

綺麗な空気と環境はそういった霊たちが嫌がる空間になるそうです。

瘴気の湧く部屋はただ単に汚い部屋だけではなく、亡くなった宗教家が霊として家の方を苦しめていたという話です。

また「名前」について書かれていますが、夏目友人帳もあやかしの名前を縛っていることから、名前は固有名詞名だけではなく、その存在を表す、特定する重要なものなのかもしれません。

 

妄想の因果

妄想の因果は霊感がある人が自分も除霊できると思ったことで逆に霊障が起こってしまった話となっています。

しかし、実際には60代の女性が霊に強姦され、気持ちよさから病みつきになり、逆に霊との性交を求めるようになってしまったため精気を奪われるという話だったようです・・・。

一般的に考えると、霊とセックスできるのか?と疑問に思ってしまいますが、身体でのセックスではなく精神的な行為があるようで、身体で受ける感覚よりももっと気持ちが良いものだそうです。

ちなみに、霊とセックス体験をした方の話では時間を計ったら2分だったそうです・・・。

最後に、斎さんと同行している藤原さんも開眼されたようですが、霊感の強い方と一緒にいることで開眼してしまう方もいます。

もちろん、開眼しない方もいますが、漫画のように開眼してしまうこともありますが、正直、可哀そうな気がします・・・。

 

恨みの証明

恨みの証明は霊能者と警察、事件についての話です。

ある不自然な事件について本当のことを知りたいという相談者のことが描かれています。

心霊スポットに取材をしたら事件と関係ある霊がいて、その犯人がある場所にいると霊能者に伝えたがそれ以上は取材できないといった内容に近いかもしれません。

日本の警察では霊能者の霊感は採用されていないため、証拠がないため話の中のように対応してくれません。

ですが、アメリカなどでは霊能者の力を操作に利用していたりします。

立原美幸さんなどは実際にアメリカの失踪事件の捜査にも協力されています。

死人に口なしという言葉がありますが、口は無くても意識はあり、念が残れば霊障も起こります。

また、お天道様は見ているの言葉のように、天はすべてお見通しです。

ですので、目に見える次元で罰を受けなくても、目に見えない次元では報いを受けることになるという事です。

 

因縁の家系

因縁の家系は強制除霊師斎を書かれている漫画家さんの家系にまつわるお話です。

先祖が犯したことを末代まで祟る霊が霊障を起こしていました。

ファミレスで相談して解決してしまったという話ですので、実際には15分程度で終わった話だと思いますが、尺が足りないので歴史を調査し裏付けをしているような気がしました・・・。

実際、先祖が行ったことが現在にも因縁として現れる事象はあるようです。

ただ、安易に悪いことが起こったからと霊能者に頼るのは危険です。

また、話にもありますが、長い間の因縁ですので、問題解決には時間がかかります。

もし有名な武士の家系で何か不自然なことがあるのであれば、霊能者に相談してみてはいかがでしょうか?

 

栄えずの土地

栄えずの土地は土地が悪い場所に立つ家で起こる霊障の話です。

もともとお墓があった土地であったり、大きな霊道のようなものがあったり、普通の人では見分けがつかない事象です。

これから家を建てる方や土地を購入する方は、以前その土地に何があったのか?調べましょう。

お墓以外にも沼地だったりもよくないそうです。

あとは、最近多い自然災害の川が氾濫しないか、山が崩れないか?など、現状だけを見ずに過去、未来予測を立てて土地を購入しましょう。

 

斎さんといっしょ伏見編

斎さんといっしょ伏見編では、伏見稲荷を訪れています。

伏見稲荷にいらっしゃる頭領やお迎えなど霊能者目線の内容になっています。

 

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